本公演のタイトル『リヴァイザー(REVISOR)』は、日本語で検察官の意であるが、
コロナ禍のツアー中止・延期を経て、2023年5月に待望の初来日公演を果たす。
キッド・ピボット(KIDD PIVOT)は、振付・演出家のクリスタル・パイトが
2002年に結成したカナダのダンスカンパニー。
トラウマや依存、衝突、自我、死といった繊細なテーマを、ダンスと演劇を
融合させた作品を発表。その独創的な手法は国際的に高く評価され、ローレンス・
オリヴィエ賞を3度に渡り受賞、2017年のブノワ賞・振付家部門、2019年ザ・
ガーディアン紙「21世紀のベストダンス」でベストワンに選出されるなど、
多数受賞している注目のアーティスト。
演出家の白井晃は「言葉に振り付けられたダンス、身体が強化された演劇。本作においては、
演劇の持つ意味を強靭な肉体が強化し、見い出せなかった作品の深層にまで入り込む」と
と評する。
ダンスと演劇の刺激的な出会いを目撃したい。
キッド・ピボット『リヴァイザー/検察官』
[愛知公演]
2023年5月19日(金)愛知県芸術劇場大ホール
[神奈川公演]
2023年5月27日(土)、28日(日)神奈川県民ホール大ホール
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