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10年ぶりの上演!東京バレエ団モーリス・ベジャール振付『M』
最終更新: 2020年9月1日

三島由紀夫没後50年を記念して10年ぶりに上演。
巨匠振付家モーリス・ベジャールが1993年に、日本をテーマに東京バレエ団のために創作するにあたって、選んだ題材が、文学者・三島由紀夫の作品である。
ベジャールが「私は詩人を愛するためにこれを創作した」と語ったように、
三島の人生・文学・思想・美学をまるごと一つのバレエにするという大胆な試み。
三島作品中にたびたび登場する海の潮騒の情景から、少年ミシマが登場。
そこから三島自身の魂の遍歴をなぞるかのような旅が始まる。
少年には4人の分身が存在し、4人目は“死”。
三島の数々の傑作である「鏡子の家」「禁色」「鹿鳴館」「午後の曳航」「金閣寺」や、
や彼の美学的なモチーフだった聖セバスチャンなど、様々なイメージが展開。
やがて、自決へと緊張に満ちたクライマックスから「海」への回帰が訪れる。
東京バレエ団モーリス・ベジャール振付『M』
2020年10月24日(土)、25日(日)東京文化会館 大ホール
https://www.nbs.or.jp/stages/2020/m/index.html

※動画はこちらから↓
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